コンゴの世界一エレガントな紳士たちの本を2冊。
WHAT IS SAPEUR ???貧しくも世界一エレガントなコンゴの男たち 新品価格 |
NHK「地球イチバン」制作班 ディレクター 影嶋裕一
おしゃれで優雅な紳士たち。
コンゴ共和国の舗装もされていない土煙の舞う道で、
颯爽とブランドスーツを着こなすサプール。
サプール6つのルール
1.上質な服をエレガントに着こなす
2.色彩感覚を磨き、色のハーモニーを奏でる
3.武器は持たない。軍靴を履く代わりに平和のステップを刻む
4.気取って歩き人を魅了する
5.他人を認め、他人を尊重し、他人に敬意を払う
6.個性を大事に、誇り高く生きる
ホームパーティーで華麗なステップを披露し、観るものを魅了したジョン・バレタ(32歳)は言った。
「サプールは、個性と美的センスを持ち、そして暗闇を照らす明かりのような存在なんです」
(中略)
サプール歴15年のジョンが服に使ったお金は総額で300万円。実に給料の8年分だ。
(中略)
KENZOのジャケットで7万円、1着のスーツを買うのに給料の半年分といったこともざらだ。
だから、当然一回では支払きれない。そこで彼らは、気に入った服があると少しお金をいれてキープする。その後、少しずつ数回に分けて分割した料金を入れ、全額払い終えたらやっと自分のものになるという具合だ。
私たちの感覚で言えば、「信頼関係がある店なら早めに受け取って着たらいいではないか」と思う。しかし、彼らにとってはそうではない。
彼らにとって服とは、そんな簡単なものではない。コツコツためて手に入れるからこそ、それはより一層高尚なものとなるのだろう。
そして、たとえ全額支払い終わるまでに1年かかったとしても、それを古いものになどしない自信が彼らにはあるのだ。
(中略)
着飾ることで品位が身に付き心も豊かになるとジョンは言う。
停電も頻繁に起こり、下水道も整備されていない。マラリアなどの感染症も蔓延するなど日常にはさまざまな問題が山積みだ。しかし、サプールという生き方を選ぶことで、精神を高揚させ、人生を謳歌している。
「WHAT IS SAPEUR?」より参照
この本では、 サプールへのインタビューや、普段の服装とサプールになる時の、ビフォー・アフターがあったり、真剣なコーディネート、変身する過程も見どころです。
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SAPEURS - Gentlemen of Bacongo 新品価格 |
どのページも鮮やかで、超絶エレガント😍
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