「猫楠」南方熊楠の生涯
水木しげる
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南方熊楠が可愛がっていた猫、猫楠(ねこぐす)。
この猫楠の視点で描かれた、南方熊楠の生涯。
南方熊楠 × 水木しげる
すごく濃い~組み合わせ。
マンガなので、子どもと一緒に楽しめるかな、と思ったけど、
完全に大人向け(笑)
水木しげるが、かなり南方熊楠を好きなんだろなって感じがビシビシと伝わってきます。
見えない世界が見えている2人👀
この本を読んでいると、
私に見えている世界って、
とんでもなく狭くて、
表面の部分だけなのかな?
とか、
私に見えている世界が現実とも限らない・・・。
とか、
なんとも不思議な感覚になってきます。
インパクトのある本でした。
没後半世紀を経てもなお、骨太で天衣無縫な南方熊楠の生涯は、人々の関心を惹きつけてやまない。日本が国際化とはまだ程遠かった明治時代中頃に英国に渡ると、「ネイチャー」誌に論文を寄稿し、大英博物館の嘱託となり、孫文と親交を深めるなど八面六臂の大活躍。帰国後も民俗学や粘菌学の研究を行いつつ、神社合祀令に反対し熊野の森を守る運動の中心となるなど、時代の先を行く活動で世間を驚かせた。そんな日本史上最もバイタリティに富んだ大怪人の生きざまを、妖怪博士水木しげるが独特のペーソスを交えて描く。
角川ソフィア文庫 「猫楠」裏表紙より引用
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