「三つ編み」
レティシア・コロンバニ
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インド、イタリア、カナダに住む3人の女性の物語。
インド大好きなんです😍😍😍
行ったこともないし、インド人の知り合いがいるわけでもないんですけどね😁
インド映画を観てから、すっかりインドに魅了されました。
歌って踊って、結構めちゃくちゃなストーリーで、なんて陽気な映画なんだろうと
大好きになりました。
それにインド映画に出てくる人って、
かなりの美男美女💘
インドの人って美しいですね💖💖💖
刺繍やアクセサリーも手が込んでいて、なんて素敵な国なんだろう、
と憧れの気持ち最高潮。
もしかして、私もインドに行ったら人生観変わるのかな?とか、
かなりインドに関する妄想がさく裂。
なので、この本にも、インドの女性が登場するということで、
読んでみたいな、と思いました。
でも、読み始めると、3人それぞれに切ないストーリー満載で、
涙がとまらない・・・。
私が映画でみた、キラキラした陽気なインド人は出てこない。
もっとシビアで、残酷なインド。
読んでいて、辛くなりました。
3人とも、住む場所も状況も違うのに、それぞれに共感する部分がたくさん。
そして、3人の物語が交差するラストが圧巻。
もうザワザワ~って鳥肌が立ってきました。
これは絶対一人で、心行くまで泣ける状況で読んだ方がいいです!
電車で読むのはかなり危険💣💣💣
3つの大陸、3人の女性、3通りの人生。
唯一重なるのは、自分の意思を貫く勇気。
インド。不可触民のスミタは、娘を学校に通わせ、悲惨な生活から抜け出せるよう力を尽くしたが、その願いは断ち切られる。
イタリア。家族経営の毛髪加工会社で働くジュリアは父の事故を機に、倒産寸前の会社をまかされる。お金持ちとの望まぬ結婚が解決策だと母は言うが……。
カナダ。 シングルマザーの弁護士サラは女性初のトップの座を目前にして、癌の告知を受ける。それを知った同僚たちの態度は様変わりし……。
3人が運命と闘うことを選んだとき、美しい髪をたどってつながるはずのない物語が交差する。
早川書房「三つ編み」解説=高崎順子より引用
著者のレティシア・コロンバニはフランス人。
そして、レティシア・コロンバニ自身が脚本・監督による映画化が進められています。
日本でもぜひ上映してほしいです。
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