「人間をお休みしてヤギになってみた結果」
トーマス・トウェイツ
村井理子＝訳
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ヤギになるプロジェクト。
あぁ、トーマス。
トースターの次は、ヤギですか？
トーマス・トウェイツは、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート出身のデザイナー。
大学院の卒業制作として抱腹絶倒のトースター・プロジェクトを行い、
第一作目の著書「ゼロからトースターを作ってみた結果」は、大成功を収めました。
このトースターは、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のパーマネントコレクションに認定される快挙。
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あれから、6年。
今度はヤギになりました。
第一作目がヒットしたものの、その後の仕事はパッとしないし、
友だちがどんどんキャリアを積んでいくのを見ると焦りを感じるし、
ガールフレンドにも怒られて、
悩むトーマス。
あー、人間をお休みしたい、とヤギになりました。
今回のヤギ・プロジェクトもユルいような、大真面目なような、
凡人には思いつかない、不思議なプロジェクトでした。
しかも、最初は象になる予定で、研究慈善団体からサポートしてもらうことも決まっていたのに、突然、「象になりたくなくなっちゃった」と、ヤギに変更。
ヤギに決まった経緯もすごいのですが、
結構やりたい放題です(笑)
でも、トーマスのプロジェクトはクセになる面白さ😁
村井理子さんが訳しているので、さらに面白いのかもしれません💓
そして、このプロジェクトで、
イグノーベル賞も受賞。
さすがトーマス！！
ヤギ農家の夫婦との会話で気づいたことに、
思わずにやり。
悩みも吹っ飛ぶ一冊です。
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