2022年4月8日金曜日

「フランス人は10着しか服を持たない」


「フランス人は10着しか服を持たない」

パリで学んだ❝暮らしの質❞を高める秘訣

ジェニファー・L・スコット

フランス人は10着しか服を持たない

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2014年に大ヒットしたこちらの本。

典型的なカリフォルニアガールの
ジェニファーが、
大学3年生の時に、
パリの由緒正しい貴族の家庭に
ホームステイし、
「マダム・シック」に出会うお話。

このタイトルを素通りするのは、難しい😁
私も、すぐに読みました。


そして、

先日、

図書館に予約していた本を受け取りに行った時。

この本がまた、
異様にアピールしてきたのです💘

「この本、懐かしいぁ。」

「あ~、でもダメダメ。

今日は他にもたくさん借りてるから、

まずはそれを読まないとね」

と、心の中で会話しつつ、
通り過ぎようと思ったのに、

気が付けば、

すでに手に取っていました😲


「じゃぁ、ちょっとだけ」

「クローゼットが小さくて驚いたところだけ」


って思って、読み始めたら、

止まらなかった・・・。

結局、この本も借りて帰り、

予約した本はそっちのけで、
まずはこの本を読みました。


初めて読んだ時は、
「10着」ってところのインパクトが強すぎて、
その他の部分を覚えていなかったのですが、

改めて読んでみると、
洋服だけじゃなく、
ライフスタイル全般に関する本
だったんですね😅

おかしいな、
しっかり読んだはずだったんだけどな・・・。

今回、読んでみて、
面白いな、と思ったところは、

カリフォルニアガールが
フランス文化を知って驚く
ポイントが面白い、
というところ。

一番面白かったのが、


車!

 ①そういえば、マダム・シックの家にも車は1台しかなかった。その車を使うのは、ブルターニュの別荘に行くときか、息子さんがたまに夜遊びに出かけるときくらいだった。

 ②そしてマダム・シックの一家には、見栄っ張りなところがなかった。たとえば、車は3人家族に1台だけ(それもごく普通の地味な車で、派手さはまったくなかった)

と、

驚いているジェニファーに
私は驚いた!


そうかぁ~。
アメリカ人にとって、
3人家族に車1台は、
びっくりすることなんだなぁ😅
車社会のアメリカでは、
やはり1人1台なんだろうなぁ。

どういうわけか、
今回は、この車に関するところが、
ツボでした😁


それと、
もう一つ印象的だったところが、


アメリカ人の服装につて。

いったいアメリカの社会はどうなってしまったのだろう?いまではもう昼間にきちんとした服装をしている人なんて、めったに見かけない。男性は裾を切りっぱなしのパンツを腰で穿き、女性はトレーニングウェアにビーチサンダル。お腹の肉がジーンズからはみ出していたり、ブラの肩ひもが見えたり、ヒップ周りが丸出しになったりするのも当たり前。95歳のおばあさんみたいに聞こえるかもしれないけど、つぶやかずにはいられない。

「いったい世の中どうなっちゃったの?」 


って、
ジェニファーは思っているのですが、

私はアメリカで、
みんなカジュアルな服装をしているのを初めてみた時、
自由でいいなぁって思いましたよ😆

ジェニファーがパリで感銘を受けたように、
わたしも、
10代の時、
まさにカリフォルニアガールが
憧れの的でした💘


トレーニングウェアにビーチサンダルも、
ブラの肩ひもも、

「あ、これがカリフォルニアなんだぁ👀」
と、真似していました🙋

但し、
アメリカにいる時だけです😁

日本に帰ってくると、
普通に日本の洋服に戻ります😂
そして、英語も忘れます😭


カジュアルな服装や
フレンドリーな
カリフォルニアの人たちも、
日本人のわたしにとっては、
すごく魅力的でした。

なんとも言えぬ解放感。

わたしは、
アメリカでそれを感じました。



初めてのホームステイで

外国の文化に触れた時、

良い意味で、

自分の常識を覆され、

パッと目の前が開かれたような感覚。


「こんな人になりたいな」という

憧れの気持ち。


あ~、

いいなぁ~

こういう気持ち😍


最近

味わってないなぁ~。

と思いました。


ジェニファーの

フランス生活を

純度100%で

インストールできるところ、

これはきっと、

大学3年生という

柔軟な時期だったからかもしれません。


この本の中に流れている、

瑞々しい空気が、

とても心地よかったです。



私自身、

年齢的には、

もうマダム・シックになっていても

良いはずなんだけど、

いまだに、

自分のスタイルを確立できず、

どこかに「正解」があるんじゃないかと

探し求めてしまいます。

きっと、

もっと自分自身に

問いかける必要があるのだとは思いますが・・・。


それでもやっぱり、

わたしも、

わたしにとっての、

マダム・シックに出会いたい。

 

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