2022年11月22日火曜日

「ロマニ・コード」


 「ロマニ・コード」

謎の民族「ロマ」をめぐる冒険

角 悠介

ロマニ・コード: 謎の民族「ロマ」をめぐる冒険

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インドを出発し、

世界各国を馬車で放浪してきたロマ民族。


ジプシー、ヒターノ、ジタンなどの

呼び名がありますが、

これらに替わって

正式名称として現在用いられているのが

「ロマ」、


そして、

このロマの言語は、

「ロマニ語」と言うそうです。


この「ロマニ語」を学ぶために、

ロマのコミュニティーに入り、

研究をしたのが、

言語学博士の角悠介先生。


えっと・・・、

こちらの先生、経歴の情報量が圧倒的・・・😵


高校を卒業後、

ラテン語を学びに

ルーマニアに留学するって、

その出発点がそもそもすごい😱


その後、

ハンガリーで修士課程に進み、

偶然「ロマニ語」に出会います。


そしてロマニ語にのめり込み、

ついには

本場のロマに、

ロマニ語を教える先生に!


これって、

日本の大学生が、

ロバート・キャンベル先生から

日本語の授業を受ける、

みたいな雰囲気ですよね?


ロマについて

初めて読んだので、

色々びっくりするところがあったのですが、


どちらかというと、


わたしは、

角悠介先生に

びっくりしました😆


研究生活って、

けっこう

命がけ😱

よくぞご無事で😌


言語学って

こうやって研究しているんですね👀


わたしは、「文法」って聞くと、

頭の中で瞬時にシャッターが下りるほど

苦手なのですが、

この本を読んだら、

「言語学って面白そう!」って

思いました。


で、さっそく角先生の

ロマニ語の本、図書館で借りてきたんですけど、





あ~、ごめんなさい。

やっぱり難しい・・・。


角先生みたいに、

偶然手に取ったロマニ語の教科書が、


初めてなのに何故か読める!


という奇跡は、

わたしには起こりませんでした😇


『ニューエクスプレス+ロマ(ジプシー)語』より参照

例文がおもしろい😂


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『ロマニ・コード』のなかで、

「言語学者」VS「文学者」の話がありましたが、

どちらも同じ「文学部」だけど、

本当に全然違うんだなぁと思いました。

「言語学」って文系より理系っぽい気がしますね😵



ロマニ語の教科書についていた音声を聞きながら、

「ちっちゃいおっさん」ことゾリ師匠が



「悠介」を

「ユスケー!」と呼ぶのを

勝手に想像。


『ロマニ・コード』より参照



なんか、かわいい😍


「かわいい」といえば、

この本では、

ルーマニア・ハンガリー・ベラルーシなどの

東欧の国が舞台なのですが、

東欧の手仕事って、

「かわいい💓」ってイメージありませんか???


わたしは、

東欧の刺繍が好きなので、

完全に「かわいい💓」ってイメージを

持っています。


かわいくて、

ノスタルジック😍


でも、

裏を返せば、

かなり不便で、

生きて行くのも大変な場所でもあるんだな、と。


ヨーロッパのなかで、

スポッとそこだけ、

時が止まってしまったような

東欧。


ロマが多いからそういう雰囲気なのか、

それとも、

東欧にはロマが好む空気があるのか??


以前、このブログでも紹介した

「異星人伝説 20世紀を創ったハンガリー人」

という本もありました。


もしかしたら東欧には

天才をひきつける

何かがあるのかもしれない・・・。


そしてこの本を読んだ人は、

絶対に読みたくなる、


ゾリ師匠の本。


『慰みの望み~貧困から教壇へ そしてその先』


どうか日本語で読めますように!!!


そうそう、

ベラルーシの

ジャガイモ!

こちらも、

是非、

食べてみたいです😋


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