「ロマニ・コード」
謎の民族「ロマ」をめぐる冒険
角 悠介
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インドを出発し、
世界各国を馬車で放浪してきたロマ民族。
ジプシー、ヒターノ、ジタンなどの
呼び名がありますが、
これらに替わって
正式名称として現在用いられているのが
「ロマ」、
そして、
このロマの言語は、
「ロマニ語」と言うそうです。
この「ロマニ語」を学ぶために、
ロマのコミュニティーに入り、
研究をしたのが、
言語学博士の角悠介先生。
えっと・・・、
こちらの先生、経歴の情報量が圧倒的・・・😵
高校を卒業後、
ラテン語を学びに
ルーマニアに留学するって、
その出発点がそもそもすごい😱
その後、
ハンガリーで修士課程に進み、
偶然「ロマニ語」に出会います。
そしてロマニ語にのめり込み、
ついには
本場のロマに、
ロマニ語を教える先生に!
これって、
日本の大学生が、
ロバート・キャンベル先生から
日本語の授業を受ける、
みたいな雰囲気ですよね?
ロマについて
初めて読んだので、
色々びっくりするところがあったのですが、
どちらかというと、
わたしは、
角悠介先生に
びっくりしました😆
研究生活って、
けっこう
命がけ😱
よくぞご無事で😌
言語学って
こうやって研究しているんですね👀
わたしは、「文法」って聞くと、
頭の中で瞬時にシャッターが下りるほど
苦手なのですが、
この本を読んだら、
「言語学って面白そう!」って
思いました。
で、さっそく角先生の
ロマニ語の本、図書館で借りてきたんですけど、
あ~、ごめんなさい。
やっぱり難しい・・・。
角先生みたいに、
偶然手に取ったロマニ語の教科書が、
初めてなのに何故か読める!
という奇跡は、
わたしには起こりませんでした😇
例文がおもしろい😂
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『ロマニ・コード』のなかで、
「言語学者」VS「文学者」の話がありましたが、
どちらも同じ「文学部」だけど、
本当に全然違うんだなぁと思いました。
「言語学」って文系より理系っぽい気がしますね😵
ロマニ語の教科書についていた音声を聞きながら、
「ちっちゃいおっさん」ことゾリ師匠が
「悠介」を
「ユスケー!」と呼ぶのを
勝手に想像。
なんか、かわいい😍
「かわいい」といえば、
この本では、
ルーマニア・ハンガリー・ベラルーシなどの
東欧の国が舞台なのですが、
東欧の手仕事って、
「かわいい💓」ってイメージありませんか???
わたしは、
東欧の刺繍が好きなので、
完全に「かわいい💓」ってイメージを
持っています。
かわいくて、
ノスタルジック😍
でも、
裏を返せば、
かなり不便で、
生きて行くのも大変な場所でもあるんだな、と。
ヨーロッパのなかで、
スポッとそこだけ、
時が止まってしまったような
東欧。
ロマが多いからそういう雰囲気なのか、
それとも、
東欧にはロマが好む空気があるのか??
以前、このブログでも紹介した
という本もありました。
もしかしたら東欧には
天才をひきつける
何かがあるのかもしれない・・・。
そしてこの本を読んだ人は、
絶対に読みたくなる、
ゾリ師匠の本。
『慰みの望み~貧困から教壇へ そしてその先』
どうか日本語で読めますように!!!
そうそう、
ベラルーシの
ジャガイモ!
こちらも、
是非、
食べてみたいです😋
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